ヒゲ脱毛の副作用!医療レーザーでも起こりうる7つの症状と対策

ヒゲ脱毛の副作用!医療レーザーでも起こりうる7つの症状と対策

ヒゲ脱毛の副作用!医療レーザーでも起こりうる7つの症状と対策

ヒゲ脱毛に興味を持った人が知っておきたいのが副作用があるのかどうか、ですね。

 

ヒゲ脱毛で最も一般的なのが医療レーザーによる脱毛です。

 

医療とはいえ、レーザーを使うとなると何かしらのリスクがあるのではないかと不安になりますよね。

 

 

というけで今回は医療レーザーによるヒゲ脱毛の副作用とその対策について解説したいと思います。

医療レーザーによるヒゲ脱毛の副作用7つ

1. 毛嚢炎ができる

医療レーザーの照射を受けた直後〜1週間くらいの間、毛嚢炎になる可能性があります。

 

毛嚢炎とは毛穴の奥にある毛包と呼ばれる部分に細菌が入り込むことで起きる炎症のことです。

 

見た目はにきびの小さいバージョンで、痛みは特にありません。

 

 

特に肌が弱い人や乾燥肌の人は毛嚢炎ができやすいです。

 

普通の人でもレーザー脱毛=レーザーで肌に傷をつける行為なので毛嚢炎が起きるリスクは避けられません。

 

 

対処法

毛嚢炎はにきびより症状は軽く、自然治癒で治るケースが多いです。

 

症状が悪化して治りが遅い場合は市販のステロイド薬を使うか皮膚科や通ってる脱毛クリニックに行って薬をもらうといいでしょう。

 

脱毛クリニックには必ず医師がいるので治療を受けれるはずです。

 

 

また、毛嚢炎は肌が弱かったり乾燥してる人ほど起こりやすいので、防ぐためには普段から化粧水などで肌を保湿ケアすることが大切です。

 

 

2. 肌に赤みが出る

レーザー照射を受けた直後〜数時間、肌に赤みが出ることがあります。

 

これはレーザーを照射すれば誰にでも起こりうる正常な反応です。

 

特に男性のヒゲはレーザーが効きにくい分出力を上げるため、赤みや腫れが起こりやすいです。

 

またそれに伴いヒリヒリした痛みが生じることもあります。

 

 

しかしこの赤みや腫れ(炎症)は一時的なもので、たいて30分〜数時間あれば収まります。

 

中には赤みが2〜3日引かないケースもありますが、時間の経過とともに治ることがほとんどです。

 

 

対処法

レーザー照射による赤みが出たときの対処法としては、まず脱毛の帰りは顔を隠せるようマスクを持参しましょう。

 

特にヒゲ脱毛だと口周りの赤みは結構目立つので周りにバレます。

 

マスクを忘れたとしてもコンビニで買えるので早めに買って隠しちゃいましょう。

 

 

あとはレーザー脱毛直後に予定を組まないこと、ですね。

 

 

またヒリヒリして痛い場合は自宅に帰ってからも冷たいタオルを当てるなどしてアイシングするといいでしょう。

 

 

どうしてもその後デートなどがあって困る場合は赤みが出ないようレーザーの出力を抑えてもらうとか、アイシングを多めにやってもらう、というのもありですが、どちらもお勧めしません。

 

レーザーの出力を抑えれば効果も弱くなりますし、アイシングの時間を伸ばすのも予約がいっぱいで人気のクリニックほど順番があるので難しいです。

 

 

3. 泥棒ヒゲができる

次にヒゲ脱毛した人のほとんどに起こる症状に、「泥棒ヒゲ」という現象があります。

 

泥棒ヒゲとはその名の通り泥棒の髭のように濃い髭のことです。

 

レーザー脱毛をした2日後〜2週間くらいは泥棒ヒゲの状態になる可能性があります。

 

 

これはなぜ起きるかというと、レーザーによって焼き焦げた髭が毛穴の中に残るからです。

 

この髭はレーザーによって膨張し、普段より太くなってます。

 

そのため、髭が泥棒の髭のように濃く見えるのです。

 

 

しかもこの泥棒ひげは剃ろうと思っても剃りにくく、無理やり揃うとすると皮膚が炎症を起こしたりするのでやっかいです。

 

 

対処法

泥棒ひげはレーザー脱毛の施術を受けてから1〜2週間で自然に抜け落るため、それまでの辛抱となります。

 

基本はただ我慢するしかありません。

 

泥棒ひげが気になる人はマスクで隠すか、無理やり剃るか、しかないですが、無理やり剃ると肌に傷がつくリスクがあるので基本はマスクで隠す方がいいでしょう。

 

 

4. 肌の乾燥・肌荒れ

次にレーザー脱毛中誰にでも起こりうる副作用が肌の乾燥とそれに伴う肌荒れです。

 

肌が乾燥してカサカサになり、かゆみが起きることもあります。

 

 

レーザー脱毛中はどうしても肌が乾燥します。

 

理由は毛穴の活動が鈍ることで皮脂や汗が少なくなること、高温のレーザーを当てることにより肌の水分が奪われることです。

 

 

肌が乾燥した結果肌荒れもしやすくなります。

 

肌荒れしているとレーザー施術によるやけどなどのトラブルが起きるリスクが高まるため、次回の施術のときに施術を断られたり、レーザーの出力を弱められたりする可能性があります。

 

 

対処法

肌の乾燥や肌荒れの対策として、保湿を中心としたスキンケアをしっかり行いましょう。

 

今まで化粧水なんて使ったことがなかった男性も保湿タイプの化粧水と乳液またはクリームを買って毎日つけてください。

 

 

私はカウンセリングのときに説明を受けましたが、肌が乾燥してるとレーザーが毛根まで到達しにくく、脱毛効果が落ちます。

 

保湿をすると肌が柔らかくなってレーザーが毛根まで届きやすくなり、脱毛の効果も上がります。

 

 

そのため、保湿ケアをしている人としてない人で脱毛の効果が出るまでの期間が変わります。

 

特にヒゲのレーザー脱毛はかなりの回数&期間がかかるのは一般的です。

 

その回数&期間ができるだけ少なくて済むよう、保湿ケアは必ず行うことをお勧めします。

 

 

5. やけどや色素沈着のリスクがある

医療レーザーは効果も強い分非常に高温のレーザーを使うため、やけどのリスクは少なからずあります。

 

といってもほとんどないですが。

 

やけどが起きてクレームや訴訟が起きたりすると大変なのでレーザー脱毛する医療機関は患者をやけどさせないようかなり気を付けてます。

 

 

しかしレーザー施術するのはほとんどの場合、医師ではなく看護師です。

 

慣れてない人に当たると技術が低いため、リスクがゼロにはなりません。

 

 

実際、国民生活センターが行ったアンケート調査によると、1000人中33人(3.3%)が脱毛によりやけどしたことがあると答えています。

 

この回答はエステの光脱毛とクリニックの医療脱毛を合わせたもので、エステの光脱毛の方がやけどなどの被害を受ける人が多いです。

 

参考:国民生活センター資料

 

 

またやけどと共に怖いのが色素沈着です。

 

基本的にはヒゲ脱毛すると肌がきれいになりますが、レーザーの副作用で色素沈着ができたら逆に汚くなります。

 

 

対処法

やけどは放置すると痕が残りますし、色素沈着になるリスクもあります。

 

やけどした場合はほとんどの場合、クリニックが治療を行ってくれます。

 

患者側に過失がない場合、治療費も負担してもらえる可能性が高いです。

 

 

ただの赤みなのかやけどや色素沈着なのかの判断が難しいところですが、

 

  • いつもより赤みが強い
  • 3日経っても赤みが引かない
  • 水ぶくれができる
  • 茶褐色の斑点ができる

 

などの症状が出たらすぐにクリニックに相談しに行きましょう。

 

 

また、中には患者が脱毛中に日焼けしたことが原因でやけどや色素沈着が起きることもあります。

 

脱毛中は日焼け止めをしっかり使い、日焼け対策はバッチリ行っておきましょう。

 

またレーザー施術前の2週間以内に日焼けしてしまった場合は日焼けの具合を伝えてクリニックに相談し、次の施術を延長しましょう。

 

 

またクリニックから説明される脱毛後のアフターケアやしてはいけないことを守りましょう。

 

 

湘南美容クリニックのアフターケアの説明

シャワー 当日から可能
入浴 24時間後から可能(赤みがある場合は赤みの消失後から可能)
クーリング 赤みや腫れが引かずにアイシングをする場合、保冷剤を使うとトラブルになることがあるので水で濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やして使用する
UVケア 施術後に日焼けすると色素沈着の原因になるので避ける。施術後に日焼け止めを使用するときは専用クレンジングの必要ないものを使用
保湿ケア 施術中は肌が乾燥するため保湿ケアを行う。ただし施術〜3日後までは化学成分が入った化粧水などは使わない。
マッサージ 色素沈着の原因になるので施術後2週間は摩擦しない
その他
  • 赤みが引くまではプールに入らない
  • 施術直後は激しい運動や飲酒、サウナ、ホットヨガなど、血行をよくする行為は避ける
  • 施術後に残ってる毛を無理やり抜かない

 

 

6. 硬毛化や増毛化のリスクがる

硬毛化は泥棒ひげとは別でレーザー施術からしばらく経ったあとも髭が濃い状態げ継続する現状のことです。

 

増毛化はそれまで毛が生えてなかった場所に毛が増えることですが、これは硬毛化で毛が太くなった結果、増毛したように見える、というケースがほとんどです。

 

 

硬毛化や増毛化が起こるのはかなり稀で、先ほどの国民生活センター資料によると1000人中2人(0.2%)です。

 

 

原因はレーザーが毛根を焼ききれず、中途半端な刺激を与えてしまうことにより毛根が活性化し、逆に髭が濃くなってしまうことです。

 

これは元々髭が濃い人よりも細い毛や薄い毛に起こりやすい現象です。

 

 

対処法

硬毛化や増毛化した場合の対処法は硬毛化した太い毛に作用するよう、普通にレーザー照射することです。

 

また、それで抜けない場合はレーザーの出力を上げるか、脱毛マシンを変えて波長の違うレーザーを当てることも効果的です。

 

いずれにせよ、硬毛化や増毛化が起きた場合はクリニックの医師に相談しましょう。

 

 

7. 脱毛箇所以外の毛が抜ける

こちらも頻度はかなりまれですが、ヒゲ脱毛の場合怖いのが髪の毛が抜けること。

 

特に髪の毛に近いもみあげを脱毛してる場合、起こる可能性があります。

 

もし抜けた場合、施術者の技術が下手だった可能性が高いです。

 

 

ちなみに5ちゃんねるの脱毛スレッドでも一人だけいました。

 

 

750※名無しイケメンに限る2019/02/19(火) 22:55:49.60ID:tPKGUIzQ>>752>>753>>754>>759
すまんが頬下やったら、顔の一部のこめかみ付近のもみあげ部分を照射されたっぽくて二週間後に50本ぐらい短い髪の毛が抜けたんだが、、これクリニックに言うべきなの?

 

752※名無しイケメンに限る2019/02/19(火) 23:12:22.27ID:qAVSX/sz
>>750
かわいそうw

 

753※名無しイケメンに限る2019/02/19(火) 23:14:09.62ID:iGo8SaTu
>>750
怖すぎ…

 

 

これは怖いですね。

 

ヒゲ脱毛のつもりが禿げるなんて・・・。

 

 

対処法

対処法はクリニックに苦情を入れること。

 

髪が抜ける原因はほぼ施術者のミスが原因なので訴えれば何かしらの償いはしてくれるでしょう。

 

もし本当にそれで禿げちゃって何もしてくれない場合は裁判で損害賠償請求することもできると思います。

レーザーの影響で皮膚がんになるリスクは?

レーザーで皮膚を焼くとなると、皮膚がんなどになるリスクがあるんじゃないかと心配になる方もいると思います。

 

 

安心してください。

 

レーザー脱毛で皮膚がんになるリスクはありません。

 

もしあったらレーザー脱毛が医療行為として認められないでしょうからね。

 

 

細胞を損傷するのは400nm以下の紫外線ですが、クリニックで照射されるレーザーの光は700nm〜1000nmの赤外線に近い光なので安全です。

 

医療レーザー脱毛でよく使われるレーザーの波長

医療レーザーの種類 レーザーの波長
アレキサンドライトレーザー 約755nm
ダイオードレーザー 約810nm
ヤグレーザー 約1064nm

 

 

ただし、このような安全性の高いレーザーでもほくろや濃いシミなどのメラニン色素が濃い部分に照射するとガン化する可能性はあります。

 

そのため、ほとんどのクリニックではほくろは避けて照射されます。

レーザーによるヒゲ脱毛の副作用を防ぐために

脱毛の副作用を防ぐために以下のことは必ずやりましょう。

 

 

クリニックから言われた脱毛前後の注意を守る

湘南美容クリニックのアフターケアの説明の所に書きましたが、脱毛直後はしてはいけないことが結構あります。

 

これをちゃんと守りましょう。

 

守らないと色素沈着ややけどのリスクがあり、最悪後遺症が残る可能性もあるのでくれぐれも気を付けてください。

 

 

肌の保湿ケアをちゃんとやる

次に肌の保湿ケア。

 

男だと美意識高い人以外は普段からスキンケアをやってる人はあまりいないと思います。

 

しかしそういう人でも脱毛中は必ずやりましょう。

 

やらないと肌が乾燥して脱毛施術を断られたり、脱毛効果が弱くなる可能性があります。

 

 

クリニックではカウンセリングでちょっと値段が高めの保湿ケア用品をセールスされますが、これは買わずに自分で市販の1000円くらいの化粧水+乳液またはクリームを買って使えば十分です。

 

男性向けのスキンケアのやり方や化粧水の選び方についてはこちらの記事を参考にしてください。

 

男もスキンケアすべき? メンズスキンケアのやり方は?

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